きちんとメイクしてるのに薄く見える2

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ブルーベースの人がベージュやブラウン系のメイクをした時は映えないことが多いです

ブルーベースのひとは赤みのあるココアブラウン、もしくは黄みのないベージュが良いのですが知らないと黄みの強いブラウンやオレンジがかった色を選んでしまいます。この右上のマットなオレンジなどは選ばないほうがいいですよね。パーソナルカラーを知る前は私もブルーベースなのにこの手のアイシャドウでちっとも効果的に仕上がりませんでしたよ。いくら重ねても際立たないという感じ。
昨日のブログはファンデーションの量・つける位置でした。今回は違う原因です・・・M様はこれから本格的に事業展開される起業家です。まだプロフィール写真を撮ってないしベストカラーまでは出したことがないので「16タイプパーソナルカラー診断」を受けてくれました。以前パーソナルカラーを受けていてそこでは「スプリング、サーモンピンク」(スプリングだとコーラルピンクですがそこは置いといて・・・)が似合うという結果でした。こちらはチェックシートです。
M様の1番のお悩み・・・それは「どんなにメイクを濃くしても薄く見える。」けっこうよく言われます。でも原因はさまざま・・・
①ファンデーション・・・オークル系
②持っているリップカラーで多い物・・・オレンジ・ベージュ系(スプリングと診断されたから)
③日焼け・・・焼けやすく色素沈着する。
④洋服で好きな色(黒・グレー・白・ネイビー)(合ってます)
⑤苦手色・・・ピンク?パステル系(合ってます)
⑥今までのファンデーションやメイクの悩みは?(キメが粗いので目立たなくしたい)
M様の要素・・・髪の毛が漆黒のツヤ。ハリコシありのふさふさです。とにかく髪の毛にインパクトがあります。
どんなにメイクを濃くしても薄く見えたのはスプリングではなくウインターだったから

右腕手前が合ってます。
さてまずは、アブンダンティア肌色診断でベースを分析していきます。腕につけてる間にまずはテストドレープ。明るい・薄い・浅いという色はぼやけるし肌が黒く見えます。反対に濃い色になるとグッと引き立ち華やぎとツヤがでます。
ファンデーションも顔に2色左右につけていきます。ファンデの肌への溶け込み方もしっかり確認していきますよ。イエローベースの「スプリング」という事でしたが、黄色・緑がどうにもお得意ではない。のと白目が青味がかっている。腕の血管も青で緑がかってません。ワインレッドとミッドナイトブルー・モノトーンがドンピシャリでしたのでディープ・ウインターと診断しました。

ディープウインター。ウインターの中でも青味の濃いディープカラーが似合います。
なのでこのチェックシート内の④ご自身で感じていた似合う色(黒、グレー、ネイビー、白)は合っていたということになります。パステルが合わないのもわかってます。本能でわかってる方多いですね。なのにスプリングと診断されていては残念、混乱します。選ぶ色やトーンが全然違いますので。(このトーン・色の調子が大切です)診断するにあたり光の環境はとても大切なのです。
いつも言ってますが診断が夕方ですと黄色みが入り影響しやすくなります。あといろんな光が入り乱れてる商業施設内、洋服や化粧品が買ってから全然違う色だった。という事よくありますよね。その中で繊細なカラーコンサルは無理なんです。

スプリングのピンクはこんな色です。苦手な色にピンク?とありました。お客様は本能で分かってますね。しかしディープウインターとはトーン(色の調子)が違いますね・・・
原因:
今回の「いくらメイクしても薄く見える。」のはご自身の肌色には不得意な色味を使っていたので冴えなかった。ということになります。ブルーベースなのにオークルのファンデにオレンジ、ベージュのリップ。こういう「もったいないメイク」をしてる方凄く多いのです。この度は薄めですが、綺麗な目元にラインのメリハリつけました。
お客様の感想:
自分に似合う色もはっきりし、特にメイクは今まで使ったことがなかった色だったので楽しくもありとても勉強になりました!ここぞという時に活かしていきます。