何度診断を受けても納得できない理由とは?

16タイプパーソナルカラー診断

Contents

~T様の事例から~トータル診断の重要性

お客様プロフィール

5月下旬にご来店いただいた、神奈川区からお越しのT様(52歳・会社員)「何を着ればいいのかわからない」というお悩みを抱えてご相談くださいました。

過去の診断歴

1回目の診断

●パーソナルカラー:スプリング(セカンドサマー)

●骨格:ストレート

●骨格ストレートに合うお洋服を中心に提案されるも、「ライトスプリングの色味は合うが、形が本当に合わなかった」とのご感想。

2回目の診断(2024年秋)

●パーソナルカラー:サマー

●骨格:フェミニン

●サマーカラーを取り入れるようになったものの、今度は「コスメカラーがどうにも馴染まない」という問題が発生。

この他にも、アパレルやコスメショップのイベントで何度もカラー診断を受けられていました(サマーかスプリング)

なぜ納得する結果が得られなかったのか?

部分的な診断の限界

●パーソナルカラー + 骨格診断の場合 → 顔のイメージが考慮されない

●パーソナルカラー + 顔タイプ診断の場合 → 骨格が考慮されない

●ヘアスタイルやメイクの重要性が見落とされることも

私的に特に50代以降の方には特に「心から満足できる自分らしいスタイルを叶えるため」には、トータルでのアドバイスが必要と感じています。

T様の本当の想いを深堀り

表面的なイメージや印象

「フェミニン」であり、セカンドはない。と言われていた。

本当の想い

深く掘り下げていくと、実は求めていたのは…

●洗練されていて

●ちょっと凛とした感じ

T様は「真面目で堅い印象に見られやすい」ことで、人生で苦労された経験があり、涙を見せられる場面もありました。その際「皆さん泣かれませんか?」問われましたが、答えはもちろん思う所があるのか、よく泣かれていらっしゃいます…

見たまま「フェミニン」に装ってしまうことで、印象が弱すぎてしまう→外見のイメージからは、攻撃的な人から標的になりやすかったとのこと。ただ、性格的にはそこまで弱くないので、反論すると、相手は激高する人もいたとか…

診断のポイント

お客様の理想のゴールを、その経緯と理由もセットでカウンセリングで引き出すこと (これは最近思っているのですが、私が人生経験を経ている50代だから出来ることなのかな。と感じています)

これができていないと、結局やり直しで診断を受ける方が多くなってしまいます。

セカンドはサマー

今回の診断結果

パーソナルカラー

  • ブライトスプリングで診断
  • 1回目の「ライトスプリング」の方がしっくりくる印象
  • 肌が映えるカラーとして最適
  • ミューテッドオータムもくすみすぎなければ使いやすそう

2回目の「サマー」について

はっきり言って、T様は見た目的にはサマーに見えます。イメージカラーとしてはドンピシャ!

結論

どちらも正解!

さらに、ミューテッドオータムが加わったことで、これから非常に使いやすくなり、もう迷うことはないと思います。

重要な追加要因

実は、もう一つ大きな要因があります。 そこを考慮しないと、T様が求める「ちょっと凛とした」印象にはたどり着けません。

(続く)


この事例から学べるのは、単発の診断では見えてこない、その人の本当の魅力や理想を引き出すには、トータルでの診断とカウンセリングが不可欠だということです。

お客様の心の奥にある想いに寄り添うことで、初めて本当に満足いただける提案ができるのです。

 

 

 

渡辺 みゆき

海外ブランド化粧品を美容部員として大手百貨店で25年間でのべ11万人を接客(美容歴30年) カラーコスメと肌色の対比を見続けてきた経験を活かし、1日1組限定...

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