診断を受けたことにより着れる服の幅が狭くなったケース1
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ライトなスプリングカラーしか似合いませんという診断結果
■このブログが役に立つ人:パーソナルカラーや骨格診断を受けた後の方が、受ける前よりわからなくなって混乱している方。似合うと診断されたアイテムがどう考えても似合わないし、実際身につけても「いやいや、違うだろ。」と思ってる方。受けた後なのに周りからの評価が逆に悪くなった方。
さて、先週は今月の山場(沢山の方を診断したという意味です)大変でしたがやりがいの多い週でもありました。そして昨日も楽しい診断。・・・その中でこれは絶対上げとかなくてはの2件。
川崎市からお越しの40代前半のK様。自営業。お子様3人のママでもいらっしゃいます。初見でエレガントで優雅なK様。とても素敵な装い。・・・さて、このK様の解決したい内容は・・
約半年前にパーソナルカラー診断と骨格診断を商業施設で受けてらっしゃいます。その時にスプリングの(パステルやペール)要は薄くて淡い色がお得意、濁りは苦手。一般的な「コーラルピンク」も濃すぎると言われてしまったそうです。(セカンド選定はコースにないようでした)そして、骨格がストレート。骨格に似合うとされている髪型や服装が、寂しく、きつく、おばさん感が出てしまう為に似合わず「どのような服装をすればよいかわからなくなってしまった」との事。そこで顔タイプ診断からトータルで似合う服装、デザインを見つけて行きたいと考えてお申込みくださいました。
診断を受けたことによって苦しくなってしまったケース。さて何が原因だったのか。と、その前にその診断は本当に正しいのか?からですね。
K様の診断結果と原因について
1st:ブライトスプリング:2nd:クリアウインター
前回の診断はライト領域(明るい~薄い色)までの中でも何色か。という、ごくごく狭い範囲しか提示されておらず、ブライトのコーラルピンクも「これ以上無理です」という事だったとか。私の診断では、むしろライト領域では「薄すぎて、ぼんやり、メリハリに欠ける」といたしました。しかも「ビビッドスプリング」にするか一瞬悩んだくらいです。ただしK様の場合は、強い鮮やかな色は似合うけれど黒は似合わないのが明白。(16タイプカラー診断はビビッドの場合黒白入ります。強いコントラストの配色も特に似合うタイプではない。(ややコントラストは良いです)ということもあり「ブライトスプリング」としました。
セカンドは、ブライトサマーも考えられますが、サマーの濁りは要らないので透明感重視のクリアウインターをセカンドシーズンでとりました。ただし、セカンドシーズンの数、色を鑑みてほぼど真ん中「スプリング」は間違いありません。→セカンドシーズンまでしっかり見てるのでスプリングど真ん中でブライト、ビビッド、ウォームの順で似合い濁りは苦手という特徴がわかります。
さて、どうしてこのような結果に最初からならず、(ここまで詳細ではないにしろ)お客様が結果的に苦しんでしまった診断結果になってしまったのでしょうか・・・それはもちろん、そのカラーリストの「見立てや洞察力」もさることながらやはりパーソナルカラー診断を受ける環境も大きいのです。
前回受けた診断環境は私も本当に初めてで思わず聞き直してしまいましたが、「遮光カーテンを引いたまま、シャンデリアの黄色い照明の下でのパーソナルカラー診断」だったそうで、K様は「この先本当にこの狭い範囲の色しか使えないのか?」「もう一度正しい環境、光源のもとで受けてみたい」という強い想いがあり沢山のサロンから選んでくれたのでした。
そして解決したい事柄2件目・・・骨格に似合うと言われる服が似合わない。は続きます・・・