海外からご来店・大人っぽく華やかにメイク指南
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メイクのお悩みは解決できるので向きあって欲しい
アメリカからお越しいただいたF様、50代前半。日本に1か月ほど滞在されるため帰国(アメリカで私のブログを読んでくれていたとは驚きと感謝)
10年前に日本でカラー診断を受けてサマー。その後、アメリカでお嬢様の友人に(イメージコンサルタント)濁りのない清色。と診断されています。
1番気になっていること:
それは、コスメカラーとメイク。時間が許す限り教えて頂きたいとのこと。
とにかくずっと昔からメイクをすると顔色が悪くなり老けて見えたり、しまいには「メイクしない方が良い」とまで言われてしまった。その後はメイクを諦めて、マスカラとリップのみで過ごしてきたそうです。
可能であれば「ファンデーションなし」というコースをご所望いただきました。
私からは根本原因はベースメイクであり、ここを改革せず「ポイントメイク」だけで映えさせるのは若い20代であれば可能ですが、大人女性には難しい。
せっかく受けるのであれば、向き合ってチャレンジして欲しい旨を返信しました(メイクレッスンをご希望でなければ「ファンデーションなし」は個人の好みでありどうぞご自由に!というスタンスです)
すると、ここ数年で何度もコスメショップでファンデと下地を購入したのですが、これまた1度もアンダートーンを選んでもらったことがないのです(これは店舗で実際にタッチアップせず口頭だけで選択していたということ)
そのためつけたては良くても、午後には黄くすみしてしまう「ど素人の私でも合わない」と思う色ばかりすすめられてきたとのこと。
「くすむくらいなら、ファンデなしの方が良いかな」と思ったということでした。そのような経緯であれば、そう考えてしまうのも仕方ないことでしたね。
診断結果
コースはトータル&フルメイクレッスンに。
1st:ビビッドウインター:2nd:ビビッドスプリング
とはいえ、どちらかというと「ど真ん中ウインターさん」という結果。似合い度が全く違います。
結局日本で受けたサマー診断ではなく、お嬢様のご友人様の「清色」が合っていました。
そして、F様は小柄でお顔立ちも、子供バランス。ノーファンデで薄いメイクで、今まで人から舐められることが多かったとのこと(特に外国なので)そこは改善されたい。というご希望。
ゴールは、大人ぽく、華やかに。
お手持ちのコスメ。リップは私も大好きなプラム系オンパレード!!素晴らしきかな。
アイシャドウは、クレードポーをお嬢様からいただいたそうですが、そのまま手つかず。ということなので、こちらを使いメイクレッスン(とっても繊細な良き色でした。捨て色なし)
チャームポイントは、きめ細かい美肌とクールな目元。
■シャープな切れ長感を活かしきる!要はキャッツアイでしたのでアイライン等でキュッと強めに描いていきました。そこで、また抜け感(涙袋が必要になります)とても良かったですね。
■それと、完全なる平行眉でしたので、ほんの少し傾斜をつけると、クール感が強調されます。
いつもは「眉が上がり過ぎで昔の眉になります」とアドバイスさせていただいておりますが、F様は、アメリカ(ロサンゼルス)にお住まい。外国の雑誌を見ると全部上がり眉。ラグジュアリー、モードなイメージや、海外にお住まいであれば上がり眉もありですね。
皆様そうですが「最初からず~っと、メイクがわからない💦」と言っていたのに、仕上がりを見るとピタっと、その後ひとことも言わなくなるのが面白い(笑)
イケてる自分を見て「自分でもできるやン!」と自信を持たれることは良いことですね。
ファンデーションはサロンでは、カバー力高めのディオールやコンシーラー等もフル活用していきますが、こういう美肌の方の場合、薄づき美容液成分入りのファンデーションの方が良いかもしれません。その際、F様は別途コンシーラーは必要タイプ。
そして肌色に合わせたチークも外せないポイントです。
とにかく、当日のメイクレッスンは、フルフルに詰め込みますが、全部やる必要は全くありません。
シーンや気分に合わせて、自分に必要なメイクを見極めて施してくださいね。
ご感想
細かな診断結果ありがとうございます。資料を見て、無理なく寄せて行けるかな。と思いました。後から、似合う色のドレープを見ていると、ほとんど自分では選ばない色ばかりだったので驚いています。これからの娘の行事の服の参考にします。
ファンデーションのカラーについては、最近「ショッピング同行」をした際に、とても画期的だったのを目の当たりにしましたので、また書いていきます。
「舐められないイメージ」は本当によく皆様に求められる像…
お顔、ヘアスタイル、ファッションが伴えば「侮られる」ということはなくなります!
ちなみにちょいクールに見られたい割には、人を寄せ付けないほどクールにはなりたくない。とも言われます。ですが、大丈夫。そこまで一気にクールにはなりません。微調整しながら良い塩梅を掴んでいくことですね。
F様、遠くでサロン記事を読み、ご予約、ご来店下さいまして本当にありがとうございました。お嬢様の行事に出席されるとのこと。素敵に装えますように願っております。