診断結果に戸惑うあなたへ1~ニュートラルで迷子に?~
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5年越しの垢抜け宣言
今日は、10月下旬にご来店いただいた仙台からお越しのS様、35歳。イベント関係のお仕事をされています。
「トータルビューティ―コース」を受けてくださいました。
お申し込み時のメールでは
5~6年前にパーソナルカラー診断を受けています。その結果がそれまでの自分の従来のスタイルと真逆であったためにうまく活かせず、今も無難な服装とメイクで過ごしていること。今回は「垢抜けない自分を変えたい」という熱い想いから、トータルでの診断をご希望されました。
10月下旬。この週は5名様がご来店されたのですが、そのうちの4名様が実にこの内容。
「今まで受けた診断を活かせていない」という内容でした。
現在、イメージコンサルタントは乱立しているので、お客様方も相当見極めないと残念ながら「再診断」に繋がる方もいらっしゃるようです。
黄みにも青みにも寄り過ぎないとは?
さて、S様は5~6年前に「パーソナルカラー&メイクレッスン」を受けています。骨格はストレート。
前回
パーソナルカラーの結果は「ニュートラル」黄みにも青みにも寄り過ぎないこと。ということです。彩度が高く「ビビッドスプリング、ビビッドウインター」の中間…
私としては、他流派のパーソナルカラー診断について何の異存もございません。
しかしながら数百件のやり直しの診断を行っている中で確信を持って言えるのは、
■診断結果で、どういう条件で選択すれば良いかを伝えられていない→これがしっかり伝えられていればワーストもわかります(それと後で書きますが、ベストカラーだけが最良の選択ではないということです)
■結局のところ、どう活用していくのか具体的なアドバイスがなされていない→カウンセリングからお客様の活用したいシーンやお好み、気持ちを聞き取れていなければ出ません。
上記、お客様がご理解できていない場合に再診断という流れになるようです。
そして、これらも「合っていれば」まだ良いのですが…
即時に確定⁈
なんと1枚目で判明!
テストドレープ前の、金銀ドレープでの1枚目、
銀マットを見て「あっ!!」と2人で声を上げて驚いたことを書きながら思い出しました。
銀ではない=ニュートラルではない。
どうみても「イエローベース」でパッと華やぐ(顔色が良い)
確かに「2ndが彩度の高いタイプ」でアクティブキュートさん。カラーはニュートラルに使えるタイプではありますが
私の見立てでは、どうみても1stは「ビビッドスプリング」即決となりました。
ただし…ここからまだ話はあります。
ビビッドカラーに抵抗がある
それは、S様が、ビビッドスプリングは得意でなく、どうしても抵抗がある(これも良くある話)
前回のメイクレッスンで真っ赤なリップをつけられ、とても違和感を感じたとのことでした。
ちなみに、イメージ的には合っています(だがしかし本来それがお似合いだとしても、S様の心に沿わなければ全く意味はありません)→ここが肝ですね!
これには理由があり、S様のご家族様は「ニュートラルでシック」な色を好まれる傾向があり、急には受け入れられられません。好きではない。とのこと。
トータル診断ではカラーだけでなくトータルでご自身を網羅することが出来るため、S様にとって心地よい「落ちどころ」を見つけることが可能です。
次回は、その具体的なアプローチについてお話させていただきます。