ブルべでもオレンジ系リップはつけれます

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人からの評価の高いのに本当につけてはだめなの?

◆このブログが役に立つ人・・・ブルベだけどオレンジ系リップがつけたい人。イエベだと思っていたけど実はブルベだった。なのでコーラルリップはすでに購入してしまった人。

お客様はサマーと診断されて持ってる化粧品が肌色に合っているのか見てもらった時、カラーリストから「これはオレンジ系でイエベなので似合わないからダメだと言われました。」とのこと。でも自分はとても気に入ってるし実際つけても「イイ感じ」・・・人からの評価も高いのに「本当にダメなのかな?」というご質問をいただきました。

 

お客様が実際に却下されたゲランの透け感のあるコーラルリップ。実際単品でも、ブルーベースリップと混ぜたりして使用されています。

 

ここで「ダメ」と診断したカラーリストさんは「メイクを実際にお客様に施す機会が少ない、もしくはつけない」です。(実際このカラーリストは大きなカラースクール講師。でもメイクはお客様には施してない人)沢山のタッチアップをやってる人はすぐ分かります。カラーリストで月に数人、数十人やっていてもメイクを仕上げない人にはわかりません。色だけで仕分けられてもダメですし、自分の肌ベース基準で語る人にはわかりません。

 

上サマー、下ウインターの人が似合う色。カラーパレットのブルーベースには「オレンジ」は入ってませんが・・

 

「濃いマットな黄みの強いオレンジ系、朱赤は厳しいけれど適度な透明感のある色でしたらもちろん大丈夫です。」と、ほかのブログを読んでもここまでは書いてあるけど「何で」とはあまり書いてないですね。

 

ブルベの人がオレンジ系リップをつけても大丈夫な理由

唇には色素があるからです。唇には赤い色素があるのでその上に「透明感のあるオレンジリップ」であれば「ピンク寄りのコーラルピンク」に仕上がりブルーベースの人も、もちろんイケる仕上がりになります。

 

これよりオレンジ系でも唇の赤みが入ればいい感じになる場合も多いのです。

 

ただこれがオレンジや薄いピンク、ベージュを選ぶときにやっかいで唇の色素には個人差がかなりあります。薄い人は綺麗に発色しますが「とても濃い人」「クレンジング不足でシミのように色素沈着してる」場合も多々あります。その場合やけに赤っぽく発色したり、黒みが出て思うような仕上がりにならない場合もあります。それをカバーするために濃い発色のオレンジ系にしてしまうと黄みが強すぎて合わないということになります。⇒ここポイント

 

奥のリップ、朱赤のディオールさんのは、特にサマーの私がつけるとどぎつい印象は否めませんので1回つけてお蔵入り。でも夏になりこの手の色が出ると血迷って買ってしまったのでした・・・あるある小話。

 

ゲランのリップ。もちろんこんな感じもOK。手の内側で普通は色見ませんが・・・この手はBAさんです。

 

まとめ

◆ブルーベースの人でもシアーなオレンジ系リップをつけて、もちろん大丈夫です。(ベストではないけれど、つけたい人はチャレンジしてみてください)

 

◆ただしブルーベースの人でも黄みが全く馴染まない人もいます。(私がそうでコーラルピンクをつけて人に褒められたことは皆無です。例:1st:ブライトサマー:2nd:クリアウインターでブライトスプリングは絶対ないよ。というタイプ)

 

◆メイクはファッションの1部です。私もなりがちなのですが、メイクが好きな人はメイク中心の考え・・・ブルベ、イエベも無視できませんが大事なことは「全身のバランスが取れている。」ということです。リップは大切だけど「ひきで見たときに面積の大きいのは洋服」です。全身で見て似合うのかをチェックしてください。

 

それと余談ですが、リップを選ぶのにティントタイプのリップをつけてくる方が多くクレンジングしても取れない。と最近接客してもらったデコルテの美容部員さんが言ってましたので、正確に自分の肌色に似合うリップを選びたい時には唇に色が残りやすいティントはをつけていかないほうが良いですよ。正しく発色しませんので。

 

渡辺 みゆき

海外ブランド化粧品を美容部員として大手百貨店で25年間でのべ11万人を接客(美容歴30年) カラーコスメと肌色の対比を見続けてきた経験を活かし、1日1組限定...

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