50歳の同窓会:過去の言葉は手離して

ベースメイク

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史上最高の私で会いに行く

本日は、先日メイクレッスンをご受講くださった50歳のN様とのエピソードをご紹介させていただきます。

N様は2年前にご紹介でパーソナルカラー診断を受けてくださったリピーター様。

今回は「同窓会に出席する」という目標に向け「メイクレッスン2回コース」にお申し込みくださいました。

同窓会…それは私たち大人世代にとって、楽しみでもあり、少し勇気のいるイベントではないでしょうか?

「みんな変わっているかな?」 「私、老けたって思われないかな?」

そんなドキドキを「ワクワク」に変えるため、N様とのレッスンを振り返りたいと思います。

なぜ「直前」ではなく「2か月前」なのか?

素敵な装いのN様

N様の同窓会は11月開催でした。 しかし、実際にレッスンをスタートしたのは9月。10月にかけてじっくりと2回コースを受けていただきました。

私がいつもブログでお伝えしていること。

それは「イベントの直前ではなく、余裕を持って受講してください」ということです。

「え?プロに習えばすぐに綺麗になれるんじゃないの?」

そう思われるかもしれません。もちろん、その場ですぐに変化を実感していただくことは可能です。

しかし、私が目指しているのは「その日だけ綺麗」な魔法ではありません。

重要なのは「ご自身の手で、自信を持ってその顔を作れるようになること」なのです。

🔷お道具を揃える時間

🔷自分の手で再現するための練習期間

🔷本番に向けてスキンケアで肌の土台を整える期間

これらを十分に確保しつつ「鍛錬」を重ねてこそ、当日は不安なく、最高の笑顔で会場の扉を開けることができるのです。 スポーツ選手の合宿と同じイメージW

直前の付け焼き刃ではなく、万全な体制で挑んでいただきたい。それが私の親心であり、プロとしてのこだわりです。

驚きの変化!ストロングオータムからビビッドスプリングへ

今回、2年ぶりにN様にお会いして、私は思わず目を丸くしてしまいました。

「N様……! お肌、どうされたんですか⁉」

2年前の初対面の際、N様はゴルフがお好きということもあり、健康的に日焼けをされていました。シミもいくつか見受けられ、パーソナルカラー診断の結果は「1st:ストロングオータム」「2nd:ビビッドスプリング」でした。

ところが今回、目の前にいらっしゃるN様は、抜けるような色白肌! まるで陶器のように滑らかで、シミもほとんどない。と言っても過言ではないくらいでした。

聞けばこの2年間、美容皮膚科に通い、徹底的にケアをされたとのこと。 その努力の結果、お肌のトーンも質感も劇的に変わり、どうみても、ベストシーズンは「スプリング」へ変化していました。

肌色や肌質が変われば、似合う色も変わる:

これは決して珍しいことではありません。年齢やライフスタイルの変化に合わせて、自分に似合うものもアップデートしていく。N様の美意識の高さを感じました。

過去の呪縛にさよならを

さて、そんな美しく変身されたN様ですが、実は心の中に小さな棘が刺さったままでした。

事前に2年前のカルテを見返していた時のこと。お悩みの欄に書かれていたのは「メイクをしても地味」という言葉。

お話を伺うと、以前会社の研修で、お互いの第一印象を言い合う場面があったそうです。 その時、他の方から放たれた「地味ですね」という言葉。 それがずっと心に残っているとのことでした。

ここで、少し余談をさせてください。 前にも何回か書いてますが、実はこれ、N様に限った話ではないのです。

私のサロンに来られるお客様の中には「小学生の頃、男子に○○と言われた」 「昔、親に○○だと言われた」 そんな何十年も前の言葉を、今も大切に(と言っては語弊がありますが)握りしめていらっしゃいます。

声を大にして言わせてください。

いつまでも過去の言葉を引きずるのは、もう終わりにしましょう!


私自身も小学生~中学の時、とある女子から目の敵にされ「白豚」と言われたことがありますW 

でも私は、全く気にしませんでした(覚えてはいますが)

だって鏡を見れば、私は豚に似てないし、なんならその子の方が……(おっと、これ以上は控えておきますねW)

とにかく「他人の無責任な評価」を気にする必要はない!のです。

実際、私の目の前にいるN様は、決して地味ではありません。 この日も「アナイ」の洋服を上品に着こなしつつ、どこかモードに着崩す遊び心もお持ちで、とても華のあるオシャレ番長タイプです。

「え〜、なんで⁉️ こんなにお洒落な方に何を言っているの?」 私は正直にそうお伝えしました。 ご自身も「自分では地味だと思ってなかったんだけどな…」と仰っていましたが、やはり人から言われた言葉というのは、知らず知らずのうちに自信を削いで気にしてしまうものなのですね。

透明美肌を活かす「格上げメイク

今回、私の役目は明確でした。

N様が抱えてしまった「地味」という幻影を払拭。持ち前の透明美肌とお洒落なセンスを最大限に引き出すこと。

N様のお顔立ちは、フレッシュで可愛らしい雰囲気をお持ちです。 その良さを活かしつつ、同窓会というシーンにふさわしい「大人の洗練されたお洒落感」をプラスするメイクをご提案しました。

今回のメイクのポイント

N様がお持ちだったディオールの人気リップと似てると言われているプチプラリップ。なんとプチプラの方が発色が全然良いという…何の何番かサロンで確認してきます。それとコンシーラーで良いのもあるので紹介したい。

「隠す」より「活かす」ベースメイク 今のN様のお肌は本当に綺麗です。ファンデーションで厚くカバーする必要は全くありません。

  1. ハイライトで光を操る :カバーするのではなく、ハイライトを効果的に使うことで、肌の透明感をさらに強調し、発光するような美しさを演出します。

  2. シェーディングで立体感を お顔の凹凸を意識したシェーディングを入れることで、可愛らしさの中に「凛とした大人の表情」を引き出します。

肌が綺麗だからこそできる、引き算と足し算のバランス。 鏡に映るN様は、もうどこからどう見ても「地味」ではありません。 フレッシュでありながら洗練された、まさに「無敵の同窓会スタイル」が完成しました。

輝く笑顔で報告してくれました

レッスンを終え、迎えた11月の同窓会。 後日、N様からとっても嬉しいご感想をいただきました。

「先生、同窓会ものすごく楽しかったです!」

その一言が、私にとって何よりのご褒美です。 自信を持って会場に行けたこと。そして久しぶりのご友人たちとの時間を心から楽しめたこと。 準備期間も含めて、N様がご自身と向き合い、努力された結果です。

その自信に満ちた晴れやかな気持ちの変化こそが、今回のレッスンの1番の成果かもしれませんね。

ご感想

最後に

同窓会、結婚式、パーティー。 特別な日はもちろん、なんでもない日常であっても 「誰かの言葉」に縛られて、自分を小さく見積もるのはもったいないことです。

もしあなたが、過去の言葉やコンプレックスに悩んでいるなら、ぜひ1度ご相談ください。 あなたの魅力を客観的に見つけ出し、最高の「あなた」を引き出すお手伝いをさせていただきます。

N様、この度は素敵な時間をありがとうございました。 これからも透明感あふれるお肌と笑顔で、お洒落を楽しんでくださいね!

みゆりん
みゆりん
N様のアップデートが凄い!どんどんキレイになっている。ということで、職場で隣の席のO様がその後フルコンサル受けてくださいました。ご紹介ありがとうございました。

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渡辺 みゆき

海外ブランド化粧品を美容部員として大手百貨店で25年間でのべ11万人を接客(美容歴30年) カラーコスメと肌色の対比を見続けてきた経験を活かし、1日1組限定...

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