パーソナルカラーが顔タイプに引っ張られるって本当なの?
Contents
雰囲気がカラーより強いケース
■このブログが役にたつ人:雰囲気があると言われる人。パーソナルカラー診断を受けてシーズンカラーが似合わなくない、だけど最強にハマル実感がない人
顔タイプの色(イメージカラー)は引っ張られるのか?これ珍しくもなく皆様も聞いたことありますよね。逆に言えば自分のシーズンカラーでなくとも顔タイプに合ったカラーは着こなせる。このブログでも何度か書いております。
今回は今までで1番危うく「カラーが顔タイプに引っ張られたケース」です。・・・4月2日横浜市内よりお越しくださった30代後半のT様。コースはパーフェクト。
お悩み:過去2回パーソナルカラー診断に行ってます。コスメは楽しく選べるがなかなか服には活かせてない。年齢より若く見られる。それが悩みと言っても全然理解してもらえない。年相応に大人っぽく見えるを模索してきたが失敗し続けていた。
1回目の商業施設:1st:サマー:2nd:ウインター。2回目の個人サロン:1st:サマー:2nd:ウインター(シーズン内分割は省略します)
なんと2回受けられて結果は「サマー」同じです。T様は「普通だったら顔タイプと骨格がメインにと思うのですがどうしても色オタクが前面に出てしまいました。今まで色のみで考えていたのでとても楽しみです。」と事前のやりとりをしています。
その1ミリの黄色が邪魔
結果:1st:クリアウインター:2nd:ブライトサマー:顔タイプ:子供世代キュートですがなりたいイメージが大人っぽくなので軸はフェミニンに:自分スタイル診断:ミディアムシャープ直線寄り
ご来店されて30代後半という年齢をお聞きしてビックリ!顔タイプはキュートさん。超絶可愛くて守ってあげたいタイプです。他の方も年齢を聞くと2メートルくらい引かれるとの事ですがT様にとってはそれがとても恥ずかしくお嫌だったとの事。
私は確かに幼いイメージはあるけど、これはメイクで確実に変えることはできると初見で思ってました。
診断を始めてサマーももちろん良いけど、黒もとても似合う。純白も断然いいな。と思いつつも、最初、1st:ブライトサマー:2nd:クリアウインターと診断。
しかし、写真撮影を始めた時に「そもそもサマーの結果に納得してる人が3回目を受けるって何だろう?」と改めて頭によぎり、原点に戻りました。実際にサマーの方は黒はそこそこ着れても超絶似合うという人は遭遇してません。
オフホワイトも良いけどスノウホワイトに比べればその1ミリの黄色が邪魔過ぎる(ここまででもかなり慎重に行ってます)・・ですがこの度、更に確認の工程を入れ込みました。
なにしろ顔タイプに引っ張られたという事例でした。本当に見極めが難しいケースだったのですが、その前2回も誤診にはあたらないと思います。
シーズンにあてこまなければ、その色達はT様に網羅してます。要はその中での似合う順番なのです。(その他コントラストなどetc)ただいつも申し上げてますが「質感」は変わります。(配布される資料も変わります)
強いサマー印象の中から見つけたウインター
ご感想:沢山のフェミニン・ソフトエレガントの資料に加えエレガントまでありがとうございました。今回シーズンベストカラー共に雰囲気が先行するタイプと気づかせていただけたので資料を参考に合わせたり寄せたり上手に付き合って楽しんでいきたいと思います。
サマーのベーシックカラーは「使いやすい色のはず。外さない正解色のはず。と思い、手にとってはみるもののどうしてもうまく活かすことが出来なくて「洋服に活かせない。」という悩みが出来てしまったのだなと改めて実感しております。
また大好きな黒についても「サマーは黒に負ける。と植え付けられた先入観から避けてしまいだいぶ処分しました。サマーの診断結果のあとデザイナーの友人に黒がダメだった。と言うと「黒のイメージあるけどね。」と言われたことがあった。(若かりし頃ビジュアルバンド系で黒白ばかり着ていたそうです。)サマーの特徴がしっくりきすぎて疑わなかった。最後に1st、2ndの逆転、色は大して変わらないけれど世界がパッと開きました。
という嬉しいご感想をいただきました。黒が復活出来て良かったです。いろいろと冒険してみて見極めどころがどこなのか探ってみてくださいませ。そこが醍醐味です。