サマーだけど気に入ってるリップは「コーラルピンク」真相は?
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4シーズンを受けているが、服や化粧品を購入する時に迷ってしまう
ずっと同じパターンだったので今年から美容コラム中心に書こうと思いきや、やっぱりこれは!の診断レポは外せない。ということで。
川崎からお越しの医療系のお仕事。24歳H様。今回は「マイカラー発見コース」
このコースは「カラーは徹底的にやりたい!」という方に人気があります。
例えば「他店でトータルコースを受けたけどパーソナルカラーだけもっと詳しく見てもらいたい」という方にも…今回はそのパターンですね。
H様は、昨年秋頃にパーソナルカラー、顔タイプ、骨格診断とトータル診断をお友達とペア診断を受けてらっしゃいます。
■パーソナルカラー:サマー
■顔タイプ:キュート
■骨格:ウェーブ
と結果が出ています。
今回、解消したいお悩みは:
以前4シーズンの診断を受けていたものの、服や化粧品を購入する際に迷ってしまうので、1番似合う色や似わない色等、詳しく知りたいです。
前回はお友達と受けられていた。との事でお友達はどうだったのかお聞きすると「オータム」で何枚か選ばれていた。
それなら「再診予定ないですね」とお聞きするとない。とのこと。
こういう診断は、合っている実感が出来た場合、やり直したい気持ちにはなりません。
H様の場合は、お友達と違いサマーと診断されたけど「ドレープは全色でした」と写真を見せてくれました。
私も500人以上丁寧にパーソナルカラー診断をやっていますが、全色渡されたパターンは初だったので「そんなことがあるのですか?」と驚きました。
それでもやっていけばわかることなので進めていきました。
まずは要素から。えっとここで「瞳の色があれっ?!」と。
黄みを感じるし、顔から繋がる首の色がなんとも黄みを感じるので、要素とはいえ「もしかしたらイエローベースかもしれませんね?!」とお声がけしたら
「昨年秋に受ける前はスプリングだと思っていました」とおっしゃって…
診断結果
まずは金銀ドレープ。マットよりキラキラ。そしてシャンパンゴールドが極めて自然でなじむ…ほんのり顔色良くほぼキマリだな。と思いつつテストドレープへ。
テストドレープはピンクから始まります。3枚目が「コーラルピンク」なのですが、もう決定!とはいえ、今回は詳細知るためなのでどんどん進めます。
1st:ブライトスプリング
2nd:ブライトサマー
強すぎる色は似合いづらい。スプリングでもカナリアイエローやバイオレットは苦手。
エルメスオレンジもNGでしたね。なんというかドギツく感じるのです。
そして濁色のグループでもない。特に黒みを帯びると老けて見え無理(※これはブライトスプリングではなくH様個人に対しての結果です)
なにしろ、ピンクはグラデーションでよく映えるということが判明しました(良さが断然引き出せる)
セカンドシーズンはサマーとはいえ
セカンドは透明感だから、ウインターか?と思いきやそこはイメージ加算もあり、サマーの方が良かったです。
後から撮った写真を見返すと、ブライトイエローやレタスグリーン、アップルグリーン、エメラルドグリーン、青緑系とコーラルピンク。朱赤も強いのですがパキッとしてリップなどにも良いのではないでしょうか。
H様はご自身で、お似合いになる色を実感していました→何度も書いてますがここが大事!自分で実感しないと使えないです。
顔タイプ的にもブライトプリングはお似合い
顔タイプキュートさんは「可愛いらしい。若い。守ってあげたい。柔らかい」というイメージがありスプリングでもちょいフェミニン寄りならばサマーカラーでしょ。という感じですが、
H様の場合は、「イキイキと若々しく、明るくて、可愛い」感じがするのでスプリングカラーの方がドンピシャです。
ロマンティックにしたい時と使い分けても良いし、両シーズンまたがっても構わない。そのあたりは気分で決めてください。
例えばメイクであれば、オレンジ系のアイシャドウに青みに傾きすぎてないピンクリップなども良いでしょう。
ただ軸が今回しっかり決まったので、今後は洋服選びやメイクカラーを選ぶ時に迷うことはなくなると思います。
そして、やはりお客様の感覚は合っていることがほとんどだと。実感した診断でした。
そういえば、眉が気になる。と書いてくださったので、眉についても近日書きましょう。
ご感想
まとめ
☑お客様は前回は商業施設内で、自然光はなかった。
☑今回金銀ドレープも鍵でした。一目で見当がつくので取り扱っているサロンにするのも良いでしょう(さらにはマットとキラキラがあるとモアベター)
☑お客様は「コーラルピンクのリップが良くなじむ」「オレンジはパスタを食べたみたいになる」(カウンセリングシートで)と一見、正反対のことを言ってるのですが、オレンジはどんなオレンジを指しているのか。などコンサルタントは充分推察しなければならず、いろんなヒントを見逃してはならない。という事例でした。