色白の方のファンデーションの色味について

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ファンデーションの色味は大別すると3種類

昨日の「ファンデーションの色は結局どこを基準として見るのがいいの?」の続編です。ファンデーションの色味は大きく分けると3種類分かれます。ブルーベースのピンク系、イエローベースのオークル系、それとその中間にあたるピンクにもベージュにも転んでないニュートラル。ただ呼び方や色の表記はブランド独自なので決まってません。

 

これは今日家にあった国産メーカーの全5色。ブルーベース色白さんで赤みのない方はこんな感じの象牙色系が似合うの方も・・・あまりいい色に見えてませんが実際はいわゆるアイボリーの良い色。

 

名称はピンクベージュ、ベージュオークル、ライトオークル、ウォーム、クール・・・などなど。気を付けなければならないのは「顔の色が白い人、顔より首の白い人です。」30年以上前から「ポースレン」という名称の色がありますが外資系化粧品の呼び名に多いです。(この色は外人さん用多し)たいていのブランドでは「ピンクで1番白い色」といっても日本人には難しい色味です。(なんというかクリアなピンクの白い色系多し)これを提示されたらご自身の首の色も考慮して選んでください。

 

それと偶然読んだ記事ですが、ちょうど私の昔長くいた外資ブランドの話で「アイボリー」に見当をつけて行ったのに「ポースレン」をつけられて、BAさんに押し切られ購入したけど明らかに顔がピンクで首が黄色みの白で仕上がってしまっている写真を載せてる若い方がいました。(要は首の色と顔の色が全然違う)そして「返品出来なかったけどどうしたらよいでしょう?」という問いに「グリーンのコントロールカラーをつけると良いです。」という答えに「そうします。」というやりとりで「うーん。気の毒」と感じました。グリーンのコントロールカラーで中和できる話ではありません。BAもあてにならない。SNSも鵜呑みにするのも危険な今日この頃です。

 

色の白い人はブルーベースで白いのか、イエローベースで白いのかでファンデーションの色味は変わります。イエローベースの方の場合は種類がありますが特に難しいのはブルーベース。ブルベースの人の特徴でよく「ピンク味のある肌色や血色がよい。」と出てますが実際「赤みがない。」人もいます。そのような色白でブルーベースの方はニュートラル系の明るい色もチェックしてください。名称的には「アイボリー」にあたることが多いと思われます。しかしながらアイボリーでもイエローベースの白い色をさすときもありますのでご注意くださいませ。

 

あとそもそも自分が購入したいブランドに合う色味がないことも珍しくないです。しかし必ず合う色もあるのでアドバイスが欲しい方はプロに相談されるとよいですね。(まずは自分のベースです。)

 

 

今は色数が多いブランドさんも多いのでチェックしてみてくださいね。

ディオール バックステージ フェイス&ボディファンデーションは全21色の展開なので色数豊富ですね。ナーズもいいです。(2色しかないブランドもあります)

 

まとめ

■顔色が白い人、首の方が白い人は気をつける。ベースが分かると尚良。

■ポースレンは色味をよく見る。

■BAが正しいとは限らない場合もあります。(これはまた今度書きます)

■SNS情報より実際につけるべき部位で試し、少し時間が経ったときを引きで見る。(自然光でもチェックすると尚良し)

■色は混ぜると黒っぽくなる性質があるので、できるだけ混ぜない。(サロンでは同ブランドで2色まで混ぜる時もあります)

■混乱して分からなかったらプロに相談する。選ぶ時はブログなどチェックすればどの程度の化粧品、メイクの知識があるのかわかります。

 

渡辺 みゆき

海外ブランド化粧品を美容部員として大手百貨店で25年間でのべ11万人を接客(美容歴30年) カラーコスメと肌色の対比を見続けてきた経験を活かし、1日1組限定...

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