「赤は万能ではない」似合わない赤を着ると、確実に老け見えします

16タイプパーソナルカラー診断

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「似合う赤」と「似合わない赤」がある

10月に入っても昼間は暑い日もありますが、朝晩は確実に涼しくなり秋の気配は近づいています。

そして街を見渡せば、今年はどこもかしこも焦げ茶が大流行り。ダークブラウンを筆頭にトレンドカラーが並び「英国調トラッド」や「クラシック回帰」をキーワードに端正で知的、かつ女性らしい華やかさが加わった提案が目立ちます。

そんな中、コンサル中によく聞かれるのがこんな質問です。

「焦げ茶が流行っているけれど、自分は使っても良いのでしょうか?」

「配色やこなれ感は、どうやったら出せますか?」(この辺りはまたやります)

秋冬の万能色、それが「赤」

毎年秋冬になると、私がおすすめしているのが「赤やボルドーの投入」です。今年はトマトレッドが良く出てますが(もちろん朱赤も良いでしょう)赤は毎年使える優秀なカラー。

カーディガン、インナーに使えるものから揃えると取り入れやすいでしょう(今年はベロアもよく見ますね)

ダークな色が多い秋冬…トップスとして赤を取り入れれば、顔まわりが華やかになり、温度感を醸し出せます。また元気を与え、やる気が出て、パワフルで積極的な印象にも見える。それが赤の力です。

トップスで使いづらいと感じるなら、アクセサリー、マニキュア、メイク、ストール、スカーフ、バッグ、靴でもよいです。

今年なら腰にチェックのネルシャツを巻いたり、ストールぽくセーターを軽く羽織る、また手首だけビビッドな袖だけも売ってます(最近見たものでは、半分違う色がついたもので気分によってチェンジ出来ますね)

でも、ちょっと待って。それ、あなたに似合う赤ですか?

私が朱赤やトマトレッドを着たら本当に悪趣味の人にしか見えません。

ここで正直に言いますが…

赤は、とてもよく似合う方と、ちょっと苦手な方がいるのは否めません。

正直、私自身…赤は得意ではありません。淡いカラーが似合う方(色白さんに多い)や、優しく柔らかい方もそのように感じるかも。

なので、赤が苦手な方には無理に赤を勧めず、ボルドーをおすすめしています。ボルドーなら落ち着きがあり、使いやすい。

それでも、トップスとなると、赤(鮮やか過ぎ)もボルドー(暗くなる)もイマイチ着る気になれない私としては、ピンク系(ちょっと濃い目)が良いかなと思っています。それなら全く抵抗がありません(サマーの代表的赤はピンクみ帯びてます。ストロベリーレッドであればリップを選択かな)

これは、自分に似合う色をよく理解しているからこそ「肌色にも気持ちに沿う色」も選択ができるのです。

「赤は嫌い」と言っていたお客様が、実はベストカラーだった

それからこれも本当によくあることですが、お客様の中には「赤は嫌い」と言っていた方が、実は赤がベストカラーだったということが何度もあります。これが実にもったいない!

その時いつも「もったいないオバケ👻が出てますよ」と申し上げてますW

「赤なら何でもOK」ではないのです。

自分の肌や雰囲気を引き立てる赤もあれば、確実に沈ませる赤も存在します。

だからこそ「自分に合う色の見極め」が必要なのです。

流行色はただ着るのではなく、似合う赤を知って着る

ちょうど今、クローゼットの中を見直して、買い足すアイテムを検討中の方も多いと思います。

自分を分析すると「なぜ似合うのか、似合わないのか」がわかります。感覚や好みももちろん大事。

「あれ、本当は手放さなくても良かったのに」なんて後悔をしなくて済むのです。

だからこそ、私は「パーソナルカラー診断」(※イメージで似合うこともありますし、大病された後の方は赤の血色、パワフルなイメージが欲しい方がいらっしゃいます)をおすすめしています。

自分に似合う色を知った上で、赤を検討してみてくださいね。

それだけで、秋冬のワードローブが格段にアップデートされるはずです。

苦手だと思っていた色が「運命のカラー」に

みゆりん
みゆりん
焦げ茶に似合う配色と抜け感は次回note
に書きます。またお知らせしますね。

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渡辺 みゆき

海外ブランド化粧品を美容部員として大手百貨店で25年間でのべ11万人を接客(美容歴30年) カラーコスメと肌色の対比を見続けてきた経験を活かし、1日1組限定...

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