私の大失敗スキンケア1

スキンケア

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大失敗のスキンケア

結論からいうと肌のお手入れはしすぎてはいけないという事です。

これからいっそう気温が高くなる季節。とても気持ちの良い夏のお肌のケアといえば角質ケアですね。

これは以前美容部員時代に角質ケアをやりすぎて半年間治らなかった時のお話です。

私はドライスキンなので夏はもちろん年間通してしっかりフルにお手入れ、秋、冬がきてもビクともしませんでした。(お客様方でも夏になると特に乳液をつけない方が増えますがこれ秋になると途端に響きます。具体的にいうと急激に乾燥が進むのです。オイルフリータイプで良いのでつけることをおすすめします)

・・・ある年の夏、周囲は若い子も多かったのもあり皆オイリー気味なのか「角質ケア」の度合いを高め物理的にも化学的にもアプローチしてなめらかな肌を引き出すケアにいそしんでました。

フェースパウダーもしっかりはたき、毛穴1つなくとてもきれいに見えたんですね(今と仕上がりの流行が違います。マット肌全盛期)

敏感肌にも関わらず角質ケアをやり過ぎました

イメージ写真です(これは好きだったので今は鼻のみ使用)

夏のお手入れに切り替えて頂くため、自ら体感しなければお客様へ説得力をもたせることはできません。

そこで私もドライで敏感肌にも関わらず「今年はやってみるか」とみんなと同じように女性用を通り越し、化粧水もスクラブもメンズ物に手を出しました。

皆はなめらかでつるっとした肌を手に入れてましたが、私は保湿はしっかりしたとはいえ、追いつくわけもなく、半月も経った時には強いかゆみと赤味が肌にでたままとなってしまいました。

洗顔後も赤くかゆみが止まりません。日中は、何種類ものファンデーションを塗り重ね、昼に全て付け替え。そして皮膚科に通い続けましたがなかなか治りません。

皮脂は落としすぎない

どうしようかと思った時に、「オッジ」という雑誌に掲載されていた、目白の皮膚科に予約して行ってみました。

そこは、通常の診療だけでなく生活改善の指導をしっかりしてくれるところ(私のクリニック目白というネーミングの病院だったか・・・)

●毎日、休憩時に、全て基礎からファンデーションまで付け替えするのはやめること(あたりまえですが刺激ありすぎ。しかしこれを20年はやってました)
●水は1.5ℓから2ℓくらい飲むこと(代謝を良くするため。飲まない人にはキツイ)
●顔はお湯は使わず水にする(皮脂を落とし過ぎない)
●辛い物やお酒は飲まない(体温が上がると肌にかゆみがでるため)
●お風呂は肩までつからない(これも首の肌が敏感な時とても有効です!)
●角質ケアはいっさいやらない

先生は4週間くらいで少し落ち着いてくると思う。というお見立てでした。

一番効いたと思ったのは、水で洗うということです。低い温度で皮脂を落としすぎないことが超大事(冬なので完全に水にはしませんでしたが)

これは個人的には効用があったと思ったのでその後、他のお客様に何人も試して頂きましたが、本当に改善してましたよ(デリケートな時や季節的な乾燥に効きました。)

結果は、やはり4週間くらいで少しだけ落ち着きましたがまだまだ赤くかゆみがある状態が半年続きました。強いステロイドをいくら塗ってもダメでどうしようかな。と途方に暮れる日々を送ってました。

・・・本当に困りました。仕事で店頭に立たなければならないのに。

ところが・・・半年も治らなかったのに1日で治ったのです。

 

続きます。

私の大失敗スキンケア2

 

 

渡辺 みゆき

海外ブランド化粧品を美容部員として大手百貨店で25年間でのべ11万人を接客(美容歴30年) カラーコスメと肌色の対比を見続けてきた経験を活かし、1日1組限定...

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