見せないからこそ、本物でなければならない――VTuber様のイメージ戦略
クライアント企業様へのイメージ戦略

皆様、こんにちは。サロン・ド・ベルルーンの渡辺みゆきです。
先日、第一線でご活躍中のVTuber様が「自分のキャラクターをもっと魅力的に際立たせたい」というご相談を持って、当サロンへいらっしゃいました(厳密には、声優さんなどのスクール授業で、自分のキャラクターを魅力的に見せる。という課題発表が次週にあるので参考にしたい。とご来店いただきました)
正直お会いした時、とてもミステリアスで思わず「なんのご職業ですか?」とお聞きしましたWなんというか浮世離れしてるように見えたのです。
姿を見せないこのご職業の方が、なぜリアルなパーソナルカラーやメイクを?と思われるかもしれません。
でも実は、バーチャルな存在だからこそ、リアルでどこまで表現できるかが、クライアント企業様への説得力に直結するのです。
「矛盾が生む緊張感」をカラーで支配する
このM様のキャラクターは、31歳という成熟の入り口に立ちながら、乙女(姫カット&ミニスカート)の面影も持ちロックゴシックの退廃的な装いをまとっています。
私はこの矛盾こそが最大の魅力だと感じました。
M様のパーソナルカラーはウィンター。そこから逆算し、戦略的にビジュアルを組み立てていきました。
「発光する闇」を設計する

ウィンターの強みは、クリアで透き通るような透明感です。
ロックゴシックの「黒」を単なる暗さではなく、白さを際立たせるフレームとして定義することで、バーチャルな存在にふさわしい磁器(ポーセリン)のような肌を表現します。
ベースにはラベンダーやブルーのコントロールカラーを仕込み、青みよりの白を徹底。
一般的な茶系のシェーディングは透明感を濁らせるため使わず、アイシーグレーや薄いパープルで影をつくり、血色をあえて抑えた退廃美へ。
オータムの「深み」を借りてくる
「楽曲や演じる内容によって、オータムのような重厚感も出したい」というご要望には、色を濁らせる方法ではなく、色の重みを増す手法でお応えしました。
これは、配色例も具体的にご提案しております。
たとえばリップ。鮮やかな赤をボルドーに変えるとき、マットに振り切らずわずかな艶を残します。それだけで、ウィンターの透明感を殺さずに深みが生まれ、31歳の女性が持つ湿り気のある色気へとつながっていくのです。
シルバーという「記号」

AIで出してみたら理想的なキャラクターが出現しました。しかもストリー仕立てになってますW…真面目にこんな感じです。
ロックゴシックを象徴する十字架や金属パーツ…
シルバーはウィンターの肌をもっとも美しく引き立てます。
アクセサリーだけでなく衣装のパーツそのものがパーソナルカラーとイメージに一致していることで、キャラクター全体の完成度が「プロの仕事」として伝わります。
「リップだけなのに、なんか盛れてる」

今回もこのMACが良い仕事をしてくれました。
コンサルティング後、似合うリップをつけてお帰りいただいたところ、後日こんなご報告が届きました。
「リップだけなのになんか盛れてる! 色が合うと血色もよく見えるんだなと実感しました。帰宅後のメイクでも、いままでにない血色感に!」

ご感想ありがとうございました。融合させて、トータルでどう表現すればよいのかをご提案させていただいております。
画面の向こう側の存在であっても、演者様ご本人が完璧にコントロールされた美をリアルに纏い、絶対的な自信を持つこと。その自己肯定感が声や演技に魂を宿し、圧倒的なパフォーマンスを生み出す――私はそう信じています。
当サロンがご提案するのは、単なる「似合う色探し」ではありません。
あなたがどう記憶されたいか、という視点からのイメージ戦略です。
ご自身のブランディングを確固たるものにしたい方、表現の幅を広げたい方。
ぜひ一度、いまの自分に似合う色や印象を、一緒に確かめにいらしてくださいね。

