ズームのパーソナルカラー診断に同席
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イメージを含めニュートラルで獲れる人は難しい
一昨日、名古屋の知人イメージコンサルタント、しょうこさんがZOOMでのパーソナルカラー診断をする。と聞いていたので同席できるか聞いてみたところ「カラーリスト2人にみてもらえるのは歓迎」ということで快くOKを頂きました。
しょうこさんは、普段「サイアート」という流派でとても詳細に診断しています。
目的としては、メイクレッスンのために4シーズンを確定していくというもの。
まず結論からいうと「わかりやすい人もいると思うけれど、ニュートラル又は複雑な人は難しい」と感じました。
それから、ベストカラーまでは出ない。厳密には出すことはできても「確信が持てない」と言って良いと思います(お客様も詳細な資料がないと結局どうすれば良いかわかりづらい)※ケースバイケース
パーソナルカラーでピンクドレープの診断できないのはキツイ
クライアントA様はビジネスコンサルタントでマーケティングディレクター。上場企業で20年間商品開発・マーケティング部門の責任者だった方。バリバリ理系の理知的クールタイプ(内面からにじみ出ている)というのが画面越しでもひしひし伝わりました。
診断の流れ:ノーメイクで眉を描いて頂いた状態に→シーズン毎4枚ずつの画用紙をあご下に入れチェンジしてもらい診断していく。プラス、ランダムに色画用紙をお送りしているという前提。
気づき:
①まず画面だと各シーズンがわかりにくい。特にピンク4枚がほとんど黄みに傾いて見えたのでいろいろと調整して頂いても診断できませんでした。ピンクが診断できないのはキツイ。
②したがって他のシーズンで診断を進めていきました。
③4シーズンのうちサマーはない。それはわかります。パッとしないというかぼける感じ。
④結果:私的には「ウォームスプリング~ビビッドスプリング」がベスト範囲かなと(しょうこさんも同じ見解)明るさというより温度感がMUST。
ビビッドすぎず尚且つコントラストがあるとお似合いだと診断しました(明らかにスプリングからオータムで顔色が悪くなりましたのでベースはスプリング)
ただウインターも非常によくお似合いで迷いました。なんでこんなに迷ったのかと考えたらが、そこはイメージカラー(クールで理知的)ここで結構持って行かれそうになる(内面からのイメージが強い方と感じました)
オータム自体、A様は気に入っていて当日もミューティッドにあたるサーモンをお召し。「落ち着く」とのこと。その際は、メイクカラーやコントラストを意識して欲しいとアドバイス。
ただ本当に肌色に冴えていたのはコーラルレッド、キャロット系(グリーン、パープルも良)でしょうか。
総評:A様は「クール寄りな印象としてコンサルをしたい」という願望が見え隠れしていたのが分かったので、お仕事の時のスーツはウインターカラーを意識しても良いと思いました(鮮やかさのあるスカーフを襟元に沿わせる等)
同席させていただいたお礼に資料も沢山お渡ししました。
大事な光の環境はあらかじめ整えていただく
改善点:
■今回お客様にZOOMではなく、ラインで診断したかったのにパソコンからいらしていた(きちんとお伝えができていなかった)※携帯の方が明確、見やすい。
■光源について正面に窓があるような場所にセッティングしていただく(他にもありますが)そこが大事(カーテンを閉めていた)
気づきとまとめ:
1⃣シーズンやこの辺りだろうは判別できるが、ベストカラーまでは確信が持ちづらい(似合うだろうという予測程度となる)
上記の理由により「私は、現時点では画面越しのパーソナルカラーはお金をいただいてメニューとしてやりません」(それ以外の診断やメニューはできます)
2⃣幅広く獲れる人はパーソナルカラー診断が肌色に映える色とイメージカラーで似合う色の判別がつかない人は難しい。
3⃣いつもサロンで繰り広げている、私もお客様も「絶対に似合うと確信が持てる」ということに意義がある。とつくづく思ったパーソナルカラー診断でした。
6月上旬の診断募集は5月21日20時~です。