コスメを買ってもしっくりこない事がある2
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顔タイプは大人世代と子供世代の中間
どんな印象といわれますか?「おとなしい、年より幼く見られる」
最終イメージ:「大人っぽくキリっと見られたい」
数値ではフレッシュ・子供直線曲線ですが、私は「落ち着いて見られる」も大きいと思い、最終「ソフトエレガントクール寄り」といたしました。
H様は、接客業のOLさんと書きましたが、接客業といっても扱ってる商材・金額で全く見せたいイメージも変わります。それこそお菓子から化粧品、宝石、不動産など様々です。H様は、通常数十万円から数百万、法人などでしたら数千万もあるかもしれません。その場合やはり幼く見えるより、上品で仕事が出来る大人のイメージは欲しいものです。
メイク
お顔のバランスでは子供要素は確かに多いのですが、私は雰囲気では落ち着きのあるしっかりした感じも見えたのでメイクでは、「立体感」が欲しく意識して見ていくと、眉が気になりました。眉頭の方が筋肉の付き方で高く見えがちで眉山の方が低い。要は、下がり眉気味に見える。そこが、幼く、場合によっては頼りなく見えることもあるので、ここのバランスが難しかったのではないかと思いました。眉頭上のラインを少しシェイバーで抑え気味にされることをアドバイス。
少しだけ眉尻を下げるつもりがお顔の曲面の角度が急なので正面から見ると下がりすぎて見えがちなので少し上げて描くくらいで丁度良い角度になります。ここはH様を上から見て、お顔の曲面を触りつつ確認。眉が太目なのは良いのですが眉頭が四角ぽくなってるので上を抑えれば(眉山が高くなるように)少しだけ細く整うので女性らしさも出ます。
あと、広いのが肌です。ウインターさんなので艶感。チークの入れ方とカラー。やはりシュッと直線的に、ピンクより抑えめローズをおつけすると・・・思ったより「大人のクール」な仕上がりにH様も喜ばれていました。
まとめ
◆数値的カテゴリーと、軸とすべきカテゴリーは違う事もあります。顔タイプはそこの読み解き方がとても大切です。それにより、骨格、カラー(セカンドシーズン含む)メイクの使い方全てが変わってきます。明確な目標をお持ちの方は、変わりやすいと思います。
◆子供から大人に見せたい時は、子供要素に点数が入ったところを、大人寄せにしていく「立体的にする」というのもテーマです。あとは眉尻を絞ってシュッとする。グラデーションを意識して描くイメージとする。等・・・
◆それとうちに来るお客様の特徴でW「メイクばっちりやってますか?」とお聞きするとたいていの方が「かなりしっかりやってます」と答えられます。なのに「メイク感がない」という方が多いです。そのような方は、ベースメイクを見直してみましょう。わからない方はプロに聞いてみてくださいね。
ご感想
H様ご感想:今日はとても楽しかったです。まさかのウインターにビックリしましたが、これからは今まで手に取らなかった色にチャレンジできそうです。
カルテ送付後:丁寧なカルテありがとうございます。拝見しながら、次の休みは買い物に行きたいとワクワクしました。コスメ選びも方向性がハッキリとし、自分の中でスッキリしました。今までと違うメイクにチャレンジできそうです。この度は本当にありがとうございました。