
前回ブログの続きです。
先日のフル診断コンサルでお会いしたS様について、なぜ一目で弱々しい印象を与えてしまうのか、その理由をお話しします。
長年様々なクライアント様のお顔を拝見していると、実は「印象を左右するポイント」について一目で分かっております。
それが今回は「下がり眉」だったということ。
眉毛は他の顔のパーツとは決定的に違う特徴があります。
目の形、鼻の形、輪郭など、生まれ持った骨格は簡単には変えることができません。
しかし、眉毛は違います。眉毛とヘアスタイルは、サロンを出てすぐに、自分の意思でチェンジすることができる数少ないパーツなのです。
つまり、今この瞬間からでも印象改善が可能ということです。
下がり眉について解説

1.頼りなく見える: 下がり眉は確実に「頼りない印象」を与えます。眉の下向きラインが、弱々しさや優柔不断さを演出してしまい、「この人に任せて大丈夫?」という不安を相手に抱かせてしまいます。特にビジネスシーンでは致命的で、重要な仕事を任されにくくなったり、交渉の場で不利になったりする可能性があります。
2.悲しそうに見える: 下がった眉尻は、まさに悲しみの表情そのものを作り出します。実際には幸せで充実していても、常に憂鬱で落ち込んでいるような印象を与えてしまいます。これは対人関係において大きな誤解を生み「話しかけにくい人」「元気のない人」として避けられてしまうリスクがあります。
3.誤解を受ける: 実際の性格とは正反対の印象を持たれ続け、本来の魅力が伝わらなくなります。
下がり眉と人間関係について
標的にされやすい: S様がご苦労されたのもコレです。
下がり眉による「頼りない」「悲しそう」という印象は、攻撃的な人格の相手に「この人なら反撃してこない」「押し切れる」という判断をさせてしまいます。職場でのパワハラやいじめの標的になりやすくなる危険性も。そして内面はさほど弱くないので、反論すると相手が予想外として、激高してくることも…本当に嫌な思いはしたくないものです。
断れない人認定: 気が弱そうに見えることで、理不尽な要求や面倒な仕事を押し付けられやすくなります。「あの人なら嫌と言わないだろう」と思われがちです。
なめられやすい: 交渉事や対等な関係であるべき場面でも、相手に軽く見られ、不当な扱いを受けるリスクが高まります。
これらの印象的デメリットこそ、下がり眉修正の最も重要な理由といえます。
眉の形を整えることで、頼もしく前向きな印象に変えることができ、人生における様々な場面でプラスの効果をもたらします。
防御としての眉メイクの重要性
このような状況を防ぐために、眉メイクによる印象改善は単なる美容ではなく「自分を守るための手段」として考える必要があります。
しっかりとした眉のラインは、内面の強さを外見で表現し、相手に「この人は簡単には押し切れない」という印象を与える効果があります。
特に新しい環境に身を置く際には、第一印象で舐められないよう、眉メイクで意志の強さを演出することが自分を守ることにつながります。
簡単に出来る眉毛の印象改善

沢山お持ちで揃ってますね。
眉全体の位置、形を調整
眉が下がっている方は、眉頭上ラインが高い場合が多いです。ここをもう少し抑え、せめて平行に。するとここで問題が。
落ちている眉尻の長さをカットすることで短くなる=描き足さなくてはならなくない。ということに。
そこが問題なので、どこまでどうするのか?を決めなくてはなりません。
その他、メイクでは立体的なベース作りや、アイライン、コスメカラーや質感など気をつけることは沢山あります。もちろん洋服、ヘアスタイル、それに立ち居振る舞いも(身のこなしタイプ診断)

プライベートは強く見せる必要はないので、多幸感を意識したカラーをつけました。オンタイムとオフタイムを使い分けても良いと思います。
これらの総合的なアプローチにより、下がり眉による「いじめられやすい」印象を「近寄りがたい知的な大人の女性」という印象に180度転換させることが可能です。メイクが持つ防御的な機能を最大限に活用した、非常に実践的な戦略といえます。
まとめ
眉毛は「顔の額縁」とも言われる重要なパーツです。少しの調整で印象が大きく変わるからこそ、正しい知識とテクニックを身につけることが大切です。
印象改善のご相談はお気軽にお問い合わせくださいね。