パーソナルカラーの診断環境~外せない7つのポイント~

美容コラム

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コーヒータイムに「どういうサロンを選んでいいのかわからなかった」とよく言われます

一昨日いらしてくださったR様からコーヒータイムでポロっと言われた中に「早くいけばよかったけど、再診断もあるみたいだし、どういうサロンを選んだらよいのかわからなかった」という発言があり、実は毎度出るこの発言…

皆様どこのサロンに行けばよいかわからなくて行くまでに1年以上行くことを悩まれた方も珍しくありません。

私の主観ですがパーソナルカラー診断で良心的サロンのポイントをサックリとまとめてみます。

ノーメイクで行うのか

これは基本中の基本。なのですが、実際イベントや商業施設などで受けた場合は薄いメイク程度で行ってる場合もあるようです。

最近では日焼け止めに色がついてるのも沢山ありますのでそのような場合も必ず落とすのか書いてあるのかチェック。

そしてスクールによっても「ノーメイクでやる」と教えていないところもあります。なぜわかったかというとそのスクール卒業生とじっくり話す機会があったからなんです。

診断時間と光源についての条件

診断時間は大切です。最適な時間帯:10:00~14:00

一般的にベストな環境とは北天で正午をはさんだ2~3時間と言われてます。
北天からの晴天の間接光が理想です。でもなかなか住宅事情で難しいですよね。

「ベルルーン」は北東で前面が病院の白いコンクリートの壁。明るい自然光が入りやすくなってます。
これ偶然ではありません。そういう立地を選んでます。

コンサルタントによっては1日に4回転してる方もいるので19時開始、中には22時開始もSNSで見るとあります。
スクールでは自然光のある時間を勧めていますので気をつけてくださいね。

これに関してはこの時間に受けられた方お気の毒だなと思います。
15時以降になりますと自然光は夕方になっていきますので黄みが入ります。とはいえ自然光にも問題はあります。

 

窓から両サイド均等に光源が採れているのか

これは両サイドから均等に光源が取れているという事になります。ちなみにごく稀に2つ窓のあるサロンなども光源はとても良いです。サロンの様子が映っていればわかります。

ちなみに鏡の枠の色も引っ張られるので理想はフレームレス・枠無しです。
その他壁の色なども関係します。「インテリアや環境で白を基調とした云々・・・」というくだりが入ってるサロンは気を使っています。

色が正確に見えやすい鏡を採用しているのか

今まで診断にいらした方にしかお見せしてませんでした。どのくらい違うのか知りたい方もいると思うのでこの度公開

鏡は本来、緑みがありこの「緑み」を抜いた鏡を採用しているところもあります。そのような鏡は色が正確に見えやすくなります。

実はベルルーンの鏡もこのタイプを特注で作成し採用しています。

アシストライトと特注の鏡が揃っているサロンは実はなかなかないのですそれだけ、正しく見えることにこだわっているサロンということになります。神奈川では他2件だけ見たことあります)

最近診断を始めたコンサルタントさん達はうちのブログを読まれているのか、同じような環境に整えている方が多くそれは喜ばしいと思います。

コンサルタントの診断時の洋服

パーソナルカラーは色布(ドレープ)をあて顔色の変化を見ていきます。なので診断時にコンサルタントはお客様の背面に立ち鏡を見ながら診断していくのでベーシックカラーが良いのです。

私も今は必ず黒、紺か白にしてます。ただプロフィール写真、宣伝用の写真はいいのです。通常のコンサルという意味です。
以前はトップスに薄いピンク程度も着たことはありますが、あまりにも再診断でご来店される方が多いので可能性のあるものは出来るだけ避けてます。華もないし地味だけど自分が主役ではないので(キラキラしてません)

ちなみにストライプやヒョウ柄とか着てる方もいます。そのような場合は色や柄に引っ張られるのです(これもスクールで教えられてることです)

この件も気をつけてるコンサルタントは必ずHPに書いてますよ。

何に重きをおき診断するのか?

これも肝ですね…

「コスメについて知りたいのか」「ファッションコーディネートについて知りたいのか」「はたまた心理的なのか」「出来る限りのベストカラーまで見てもらいたいのか」「今までの診断結果の統合なのか」

そこはその方の経歴やブログなど見て確認されると良いと思います。できれば資格ではなく実務経験がある方は、より深いコンサルを受けられると存じます。その方の得意としているメニューはあるはずです。

ちなみにベルルーンに訪れる方々は90%くらい『コスメおたく』と称される方々が占めてます(最近そのようなサロンも増えたので初めてで何をそろえたらよいのかわかりません。という方もかなりいらっしゃいます)

この中で特に大切なのは光源です

沢山条件を上げましたが、この中で1番大切なのは「パーソナルカラー診断をするために適した光源と環境」です。

「自然光にこだわってます。」というサロンが多いのですが、この「自然光」ほど不安定なものはありません。
診断時間は大事ですが、そもそも刻々と変化するものですし、コンサルの日が雨、嵐、雪という日も珍しくありません。

色が正確に見えるライトがある場合はそういう日の安心材料にはなると思います。ただしないと出来ないわけではないです。・・・と言っておきましょう。

※アシストライトがあれば本来、夜も診断可能ですがうちではやりません。

 

色気のないライトですがお客様も自分のベストカラーをしっかり確認、実感できます。実はライトの角度と長さもあります

パーソナルカラー診断に適した光源でされてないと残念なことに…

薄暗いサロンやカフェなどで色が正確に見えない条件の中、継続してカラー診断をしているとその環境に目が慣れてしまうという事になり正確に色を診断できず誤診に繋がってる方もいるようです(ここ大事)

ただ、アシストライトがあっても正確に見てもらえなかった事例もありましたのでなんともいえませんが・・・下記のブログです。

お問い合わせに答えがあった案件1

結局1人が何分のメニューなのか?

自分のパーソナルカラー診断にかけてもらえる時間もチェックしてみましょう。

最近2人一緒、3人、果ては4人で受けるというのも見かけました。なので1人に何分かけられるのかをきちんとチェックしてください。

例えば3人で3時間の場合1人1時間。しかし、そのうちの1人が2回誤診されていたら、その人に時間をかけ他は一体何分なの?という事になります。それで料金がいくらなのかもチェック。

パーソナルカラー診断に適した時間と環境

①完全ノーメイクの診断。

②診断時間が10時~14時のサロン。通常1日2回転が限度のはずです(フル診断でしっかり診てもらえるコースということです)

③鏡の位置。鏡の枠の色、壁、インテリアなど。壁が柄の大きい濃いタイプも珍しくありません。

④コンサルタントの服の色と模様。

⑤どこに重きをおいて診断して欲しいのか。「スタイル良く」「診断結果の統合」「フルメイク」等々・・・確認。

⑥ライトがある場合、鏡の両サイドから均等にお客様に向けてあたるように設置されているのか。これがあるサロン自体光源に気を配っているのでそのように必ず設置してるはずです(女優ライトのような電球は正面にしか向きません。2つの電球の角度がお客様に向かって均等に照射されているのか確認)

⑦1人何分でいくらなのか。

あとお土産資料ですが、紙のパレットは欲しいですし(いずれ変色しますがそれでもあったほうが良いですね)

うちはインクジェットタイプをお渡ししてます

最近お客様から見せてもらった写真でこの紙のパレットも渡さず画像だけを送信されてる方がいたり、印刷の質にこだわらず家庭用でやったものを渡すなど色々なサロンがあるものだと実感しました。そこもチェック。

その他、テストドレープのみ、紙ドレープでやる、写真や画像のやりとりだけで行う診断とまだまだ、あります。

大切なのは「光源」がパーソナルカラーでは命なので普段からそこを大切にしてる方に診断してもらってくださいね。

 

 

渡辺 みゆき

海外ブランド化粧品を美容部員として大手百貨店で25年間でのべ11万人を接客(美容歴30年) カラーコスメと肌色の対比を見続けてきた経験を活かし、1日1組限定...

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